★本企画では書籍『2026-2027 呼吸療法認定士“合格チャレンジ”100日ドリル パワーアップ版』に収載されている問題から1問を取り上げます。
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今回の問題は……
Q
呼吸に関する神経系の記述のうち、正しいものの組み合わせを選べ
【問題レベル:★☆☆】
① β2受容体の刺激は気管支平滑筋を弛緩させ、気管支を収縮させる
②肺の自律神経支配は交感神経線維のみから成る
③横隔神経は主に C3~C5 から出る
④反回神経は迷走神経の枝であり、左右に1本ずつ存在する
⑤ 迷走神経反射では、気道刺激により血圧上昇や頻脈が生じることがある
組み合わせ
a.①②
b.②③
c.③④
d.④⑤
e.①⑤
正解はこちら
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[ c ]
①×→気管支を収縮させるではなく、拡張させる
②×→交感神経のみではなく、副交感神経も関係する
⑤×→血圧上昇や頻脈ではなく、血圧低下や徐脈が生じることがある
気管支平滑筋に分布する交感神経受容体が刺激されると気管支平滑筋は弛緩し、気管支は拡張します。したがって、β2刺激薬が気管支喘息の治療に用いられます。
横隔神経は第3頸椎~第5頸椎から出るために、脊髄損傷などの場合において、第6頸椎より下位の脊髄障害が起こっても横隔膜による呼吸運動は残存します。
声帯運動を支配する反回神経は、胸部にて迷走神経本幹より左右1本ずつに分かれます。左右いずれかの反回神経が損傷あるいは麻痺すると患部の声帯運動は障害され、声門閉鎖不全により嗄声や誤嚥が生じる可能性が高くなります。両側声帯麻痺が起こった場合には、まれに呼吸困難をきたすことがあります。
[プラスαで覚えてね]
交感神経受容体(β2受容体)が刺激されると気管支が拡張するために、気管支喘息には、β2刺激薬が使用されます。
▶『2026-2027 呼吸療法認定士“合格チャレンジ”100日ドリル パワーアップ版』P27-Q14より
【執筆】
社会医療法人天神会 新古賀病院 リハビリテーション課 主任/
3学会合同呼吸療法認定士/呼吸ケア指導士/認定理学療法士(呼吸)
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発行:2026年7月
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ISBN:978-4-8404-9136-5
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