ナースのための新型コロナウイルス講座|#001|COVID-19の感染対策

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新型コロナウイルス感染症は、COVID-19と命名され、原因ウイルスはSARS-CoV-2と呼ばれています。潜伏期間は2~14日(中央値5日)であり、飛沫感染と接触感染をします。

そのため、標準予防策に加えて、飛沫予防策および接触予防策を実施します。ただし、挿管や人工呼吸などが実施されると、エアロゾル感染することがあるので、空気予防策を加える必要があります。

個人防護具としては、手袋、ガウン、サージカルマスクもしくはN95マスクを用います。大切なポイントは、適切に着脱することです。特に、使用後の個人防護具を取り外すときには、汚染した部分によって身体を汚染することがあるので、十分な訓練が必要です。

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矢野邦夫

浜松医療センター 副院長 兼 感染症内科部長
医学博士、浜松医科大学 臨床教授、産業医

1981年に名古屋大学医学部卒業。名古屋掖済会病院、名古屋第二赤十字病院、名古屋大学第一内科、米国フレッドハッチンソン癌研究所、浜松医療センターを経て米国ワシントン州立大学感染症科エイズ臨床短期留学。米国エイズトレーニングセンター臨床研修終了後、1997年に浜松医療センター感染症内科長、衛生管理室長に着任。2008年7月より同副院長(現職)。

インフェクションコントロールドクター、感染症専門医・指導医、抗菌化学療法指導医、血液専門医、日本輸血学会認定医、日本内科学会認定医、日本エイズ学会認定医・指導医、日本感染症学会、日本環境感染学会 評議員。

著書に、ねころんで読めるCDCガイドラインシリーズねころんで読める抗菌薬シリーズ(メディカ出版)、エビデンスに基づいた抗菌薬適正使用マニュアル(メディカ出版)など多数。



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新型コロナウイルス対策において、
医療従事者が行うべき最重要ポイント

INFECTION CONTROL 2020年6月号