2年目看護師が抱えている不安感

新人さんは入職からちょうど半年。業務や職場のコミュニケーションにもずいぶん慣れてきたでしょうか。この期間は周囲の注目が新人さんに集まっているため、新人さんにとっても、サポートする先輩たちにとっても緊張感があったのではないでしょうか。

そんな新人さんに周囲の目がいきがちななかで、実は悩んでいるのが2年目看護師さんです。新人時代のように手厚いサポートはなくなり、自分で判断する範囲も広がり、それがやりがいにもつながるものの、不安を感じること人も少なくありません

今回は、そんな2年目看護師さんがどのような状態にあって、どのようなサポートすれば今後の成長をさらに期待できるのかを解説する『NursingBUSINESS』2020年8号の連載記事「プロセスレコードで学ぶ スタッフに寄り添う育成術」をご紹介します。チーム内の2年目看護師さんが気になる先輩はもちろん、2年目看護師さん自身も自分が抱えている不安が何なのか、どのようなサポートを周囲に求めればいいのかのヒントになります。また、新人さんにとっても残り半年間の過ごし方が見えてくるはずです。

2年目看護師への支援で必要なこと

記事で紹介されている調査によると、2年目看護師の62.5%が仕事の上の困惑感を抱えているそうです。その困惑の内容は「サポートの減少」「仕事量・質の増加」が同時に起こることで多忙となり、さらに周囲からの期待でプレッシャーを感じるものの、それに応えられない「まだできない自分」を自覚することで生まれ、人間関係にも苦悩し、心身が疲労していくこということです。

今回ご紹介する記事では、そうした2年目看護師に周囲が支援するために必要なこととして次の3つを挙げています。

①学習者の成長に目を向ける
②できることを見極めて自発性を育てる
③自己選択・自己決定を促し自己責任につなげる


これらを踏まえて、事前課題ができておらず、同期とも連携が取れていない2年目看護師のことが心配でどう育てればいいのかと悩んでいる師長と2年目看護師との会話を追いながら、支援方法を紹介していきます。

記事を読むことで、周囲でサポートしている人にとっては2年目看護師が抱えている悩みの要因に気づけるとともに必要な声のかけ方などが学べます。また、まさにいま2年目看護師や新人看護師という方にとっても、自身の漠然とした不安感がどこから来ているのか、振り返るきっかけにもなるはずです。


プロセスレコードで学ぶ スタッフに寄り添う育成術
「2年目看護師」

▼詳しくはコチラ

この2年目看護師の育て方を取り上げた『Nursing BUSINESS』2020年8号は、オンライン学習サービスFitNs.でも読むことができます。FitNs.アカウントをお持ちの方はそのままログイン、お持ちでない方はアカウント登録(無料体験)してぜひお読みください!



FitNs.で『Nursing BUSINESS』2020年8号の特集を読むには

①下記よりFitNs.にログインまたは新規ID登録
②「2年目看護師 プレッシャー」でキーワード検索

※ユーザーごとの登録属性によって変動がありますが、検索順位の上位10番以内に表示されますので選択してお読みください。