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今回ご紹介するのはNursing BUSINESS 2023年6号の第2特集「誰もが活躍できる職場にするために持続可能な働き方を提案する」です。

最近では就職先を選ぶ際に「働き方」を重視する傾向が若い世代を中心に高まっていることもあり、企業や病院、行政機関など、あらゆる仕事場では「働き方改革」と銘打って改善が進んできました。

働き方改革の代表的な取り組みとしては、労働内容の見直し、労働時間の適正化、有給取得の促進、待遇面の見直し、心理的支援の導入などがありますが、重要なことは単発的にハード面を整えることだけではなく、それらの改善が連動し、いかに働く人が「ここで働きたい」「働き続けたい」と思える取り組みを組織的にできるかどうかではないでしょうか。そのためには、単に職場という環境面だけではなく、働く人そのものに目を向ける必要があります。

本特集は以下のように構成されています。

1.序論:誰もが活躍できる職場にするための持続可能な働き方について考える
2.事例①:多様な勤務時間帯導入により患者と職員における最適化を目指す
3.事例②:選べる働き方と副業の導入で働き方改革を実現


序論では「ディーセント・ワーク」という言葉が出てきます。1999に年に国際労働機関が同機関の活動の主目標として位置づけた考え方で、「自由、公平、安全と人間としての尊厳を条件とした、すべての人のための生産的な仕事」とされているそうです。

日本ではこのディーセント・ワークを以下の4つに整理されているそうで、それぞれ看護師の労働環境は当てはまっているのかという視点で著者は分析されてます。

1.働く機会があり、持続可能な生計に足る収入が得られること
2.労働三権などの働くうえでの権利が確保され、職場で発言が行いやすく、それが認められること
3.家庭生活と職業生活が両立でき、安全な職場環境や雇用保険、医療・年金制度などのセーフティネットが確保され、自己の鍛錬もできること
4.公正な扱い、男女平等な扱いを受けること


後半は、まさにこのディーセント・ワークの実現に向けて取り組まれている施設の事例が紹介されています。いま、待ったなしで働き方の見直しをされている施設、担当者をはじめ、現場で働く人にとっても、働き方を考えるとはどういうことなのか、本特集をFitNs.で読んで感じてみられてはいかがでしょうか。






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