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今回ご紹介するのは、Nursing BUSINESS 2023年8月号の第2特集『 「しない」 「させない」 看護管理者が知っておきたいパワーハラスメント対策』です。
患者さんの生命をあずかっている看護師は、ときにスタッフを厳しく指導しないといけないこともあります。そんなときにぶつかるのが『指導とパワハラの違い』です。皆さんは、指導とパワハラは何が違うか、きちんと理解できていますか?
厚生労働省(*1)によると、「業務の内容や性質に照らして重大な問題行動を行った場合に一定程度強く注意すること」は指導で、「人格を否定するような言動を行うこと」はパワハラとされます(*2)。もちろん、人格を否定するような言動を意図して行うことはないでしょう。しかし、過去の指導を振り返ったとき、一定程度強く注意するなかで、受け取り方によっては人格否定するような発言をしていたかもしれない…と思うことはありませんか? その一方で、やはりどうしても強く注意しないといけない場面もあります。「パワハラにならないように…でも言うべきことは言わないと…」と考えると、なにも言えなくなってしまったり、なにが言いたいのかよくわからない指導になってしまいます。パワハラとは何かをはっきりと理解することが、指導をする側・される側を守るための第一歩になるのです。
本特集では、前述したパワハラの概念や法改正のポイント、パワハラ防止の取り組み、パワハラ防止のためのアンガーマネージメントを解説しています。パワハラ防止の取り組みでは、指導とパワハラの境界線についての考え方や、病棟でできる新人を1人も辞めさせないための具体的な指導方法などを紹介しています。
パワハラを「しない」「させない」を目指して! 『何も言えない…』から卒業し、しっかり指導するためのヒントが満載の16pです。ぜひFitNs.でご一読ください!
*1 厚生労働省.職場におけるハラスメント対策について.
https://www.mhlw.go.jp/content/11900000/001338359.pdf
*2 例は限定されたものではなく、個別の事柄によって判断が異なることもありえる。なお、本例については、優越的な関係が背景にあることが前提である。
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