心理的安全性とは?

数年前からビジネスの世界で注目されるようになった「心理的安全性」は、1999年に組織行動学を研究するハーバード・ビジネススクールのエイミー・エドモンドソン教授が提唱した心理学用語で、「チームの他のメンバーが自分の発言を拒絶したり、罰したりしないと確信できる状態」と定義されています。

これは、チーム内のメンバーが互いに「チーム内において、自分が発言やアイデアを発信したとしても、メンバーからの指摘などよって人間関係の悪化を招くことがないという安心感が共有されている」状態であることが重要なポイントです。

Googleが「生産性が高いチームは心理的安全性が高い」という研究結果を発表したことで注目され、心理的安全性を高めることで個人や組織の行動、学習が高まり、新しい革新的なアイデアが生まれることにつながると期待されています。

心理的安全性を医療現場に落とし込んで考える

このような「心理的安全性」を医療現場に落とし込んだ特集が掲載されているのが『Nursing BUSINESS』2021年9月号です。




『効果的なチームを生み出す“心理的安全性”の高めかた』
①チーム運営に欠かせない心理的安全性の基本
②チームの成果を上げる!医療現場での心理的安全性の高めかた
▼詳しくはコチラ

本特集では、「心理的安全性」がなぜ生まれたのか、その社会背景や会社組織にあった課題からはじまり、成果をあげるチームに必要なものそれらを得るためのトレーニングを解説しています。

そして、医療現場に落とし込んだパートでは、新しいアイデアの創造のためには、誰もが間違えるという前提に立ち、そうしたミスを糧に成長していく過程が重要と説明しています。また、エドモンドソン教授が救急治療室や放射線業務など数多くの医療課題のプロセスを複数の病院で比較検討した結果を紹介しながら、医療現場で「心理的安全性」を構築していくために必要な視点を伝えます。

心理的安全性が生み出す効果に、組織やチームの大小は関係ありません。看護部のトップに立つ方から、看護現場で新人育成に携わるチームまで、多くの方々の参考となります。

この「心理的安全性」を取り上げた『Nursing BUSINESS』2021年9月号の特集は、オンライン学習サービスFitNs.でも読むことができます。FitNs.アカウントをお持ちの方はそのままログイン、お持ちでない方はアカウント登録(無料体験)してぜひお読みください!



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