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自施設での取り組みの参考に
今回ご紹介するのはNursing BUSINESS 2021年5号の特集「スタッフのモチベーション120%アップ術 明日からできる病棟コミュニケーション アイデア集」です。
私たちは自分が体験した出来事を「視覚」「聴覚」「体感覚」「味覚」「臭覚」の五感を通して認識し、言語や非言語によって意味づけを行い、記憶として定着させるそうです。そして経験や体験から意味づけされたさまざまな事柄が自分の考えや思い込みを形成し、その思い込みによって日常会話のなかでもミスコミュニケーションが起こると著者は言います。
本特集では3つの事例をもとに、そうしたミスコミュニケーションを起こさないために活用されている「サーバントリーダーシップ」や「サンキューカード」「指示紹介カード」「病棟独自の決まり事をまとめたファイル」など、具体的なアイデアが紹介されていますので、自施設での取り組みの参考になると思います。ぜひ読まれてみてはいかがでしょうか。また、自身のコミュニケーション力を見直すなら、下記の無料オンラインセミナーもおススメです!
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セミナー(無料)開催のお知らせ
~文章による対話から、すべての看護師の「聴く」を考える~
【10:00~10:50】
講演1:患者さんの言葉の蛇口をひらこう
~SNS看護での患者さんとの対話を通じて見えたこと~
十枝内綾乃(株式会社Tomopiia 執行役員 看護師〔Chief Nursing officer〕)
・正しい看護師ほど患者さんの本当の悩みが見えなくなる
・文章コミュニケーションにおける言葉の役割
・SNS看護という新しい世界での「聴く」と支援
・場所・場面にこだわらない新しい看護(SNS看護の特徴、メリット、利用者様の声)
・SNS看護での気づきが日々の看護を変える
・SNS看護の未来
【10:50~11:50】
講演2:4000人のがん患者と対話した精神科医が教える死を意識した患者との向き合い方
清水 研(公益財団法人がん研究会 有明病院 腫瘍精神科部長 医学博士)
・がん患者さんの心理
・患者さんの話を「聴く」側の医療者の心理とケア:向き合う側の気持ち、医療者の心の葛藤