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今回ご紹介するのは、Nursing BUSINESSの連載『看護管理者のためのNVC入門』(2026年4月号)です。著者は、看護師として病院で勤務後、海外留学を経て大学での非常勤講師や看護師ステーションの所長、ジャパンハートのチーフコーディネーターなど様々な現場を経験し、現在株式会社ピュアテラックスにて医療・福祉分野の人材・組織支援に取り組んでいる金明華氏です。

みなさんは「セルフエンパシー」という言葉をご存知でしょうか?セルフエンパシーは「自己共感」ともいわれ、自身の感情に自らが気づき、自分のことをありのまま理解する心のあり方のことをいいます。臨床の場で働く看護師は日々、患者さんやスタッフとの関わりのなかで、心をすり減らしながら頑張っている方も多いのではないでしょうか。著者によると、セルフエンパシーは「心のブレーキであると同時に、自分が進む方向を示す羅針盤のような役割を果たしている」と述べています。

また、セルフエンパシーは自分自身だけでなく、職場にも大きな影響を与えます。自分の感情やニーズを無視したまま人と関わっていると、無意識のうちに「わかってほしい」「察してほしい」という期待を相手に強く抱いてしまうことがあります。一方で、セルフエンパシーを実践すると、「自分はなにを大切にしたかったのか」といった問いを通して、自分自身に意識を向けられるようになります。その結果、相手に過剰な期待を向けることが少なくなり、感情や考えが整理され、周囲にも柔らかい印象を与えられるようになるのです。

とはいえ、「自分とゆっくり向き合う時間そのものが取れない」という方も多いかもしれません。そこでおすすめしたいのが、「5分でできるセルフエンパシー」です。例えば、会議の前やスタッフ対応の後、休憩時間、あるいは帰宅前に車の中で過ごすひとときなど、ほんの5分で実践することができます。

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