自分は人とは違う|大事なことはぜんぶ臨床で学んだんだ|mizuki|#022

看護師クリエイティブプロジェクト「fractale」のみなさんが、毎回テーマに沿ってそれぞれの看護の足跡を残していく本企画。

「学びかたを学ぶことで看護師として生きる選択肢をふやしていく」ことをコンセプトに立ち上げたメディア「メディカLIBRARY」のスタッフが、毎回、フラクタルのみなさんにテーマを伝えています。

今回のテーマは「国試のこと」です。

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国家試験って人生でそう何回も受けませんよね。
だから試験対策とかぜんぜんよくわからなかったです。
しかも僕は社会人学生だったため、ほかの学生と10歳近く歳が離れていたので、授業の試験もかなり勉強しないと頭に入らないタイプでした。
ほかの人はスポンジが水を吸収するように知識が入っていきますが、僕は石に水をかけてるような。
吸収してもすぐに乾いてしまうような感じです。
それはいまでも変わらず、たくさん勉強してもすぐに忘れる、患者さんの顔と名前もあまり一致しない、要するに記憶力がとても悪いんです。


そんな僕が国家試験前の2カ月間、学校に通って自習していたんですが、当時は毎日8時間以上は勉強してました。

iPodにクラシック音楽やラジオのPodcastを詰め込んで聴きながらの勉強。
歌詞がある音楽よりもリラックスして勉強ができる感じでした。

そして脳に良い音楽、集中できる音楽なんかを探し、あとはブドウ糖が脳に良いとか、勉強は朝にやると良いなどいろんな情報を得ていました。


ただ、ときおり“勉強せずに合格する方法”とか“無勉強で看護師になった方法”って話が目に入ることがあります。
その“無勉強方法”で合格した人の体験談とか「試験対策せずに国家試験受かりました!」とかいう話。
あれに流されないように耐えてましたね。
人は楽な方向に向かおうとしますし、すこしでも楽をしたい生き物です。
そして“結果として国家試験に受かればいい”わけで、試験勉強しようがしまいが受かればいいんです。
だから勉強しなくてもいい。
けど、やっぱり人はそれぞれ違う。
「人は人、自分は自分」と思ってやればいい。
試験勉強の時間が多いからって笑われることもないし。


ただ合格しなかったときに「あのときやっておけばよかった」という後悔はしたくない。

せっかく看護師になるために頑張ってきたのに、試験で全力出さなくていつ出すのよって思ったりします。


そんなわけで、後悔しないためにも頑張ってください!
試験前のいまだけ頑張れば、試験からは解放されますから!

//バックナンバー//

#001 はじめての尿カテ
#002 大好きな検査値
#003 ナース服のポケットに忍ばせたメモ
#004 患者の死
#005 はじめての経管栄養
#006 新人のうちはアラームになれ
特別編 いまこの時代に精神科看護師として働くこと
#007 夜勤前のルーティーン
#008 入院時のルーチン
#009 看護師が伝える言葉の重み
#010 体位変換
#011 想像と違うオンコール
#012 好きな手技
#013 後輩が持つノートのサイズ
#014 時代がようやくついてきた
#015 自分の視点を伝えること
#016 昼間と夜間は仕事が違う
#017 「つながりは大切!」ってのはわかるんだけど
#018 看護師を辞めない理由
#019 やっぱり苦手な清潔ケア
#020 今度こそは看護師をしないぞと思う
#021 患者さんとのディスタンス

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fractale~mizuki~
twitter:mizuki@おぬ10年目看護師(@c_mikzuki

乗り物好きな看護師。事務職、データベースエンジニアを経て31歳で看護師に。脳外科、回復期、精神科病棟を経験。その後は在宅医療を経験し、再度精神科病棟へ。看護師クリエイティブプロジェクト「fractale」管理者。医療メディア「メディッコ」メンバー。看護師のキャリアについて考える「ナスキャリ部!」副部長(仮)。その他多数プロジェクトに参加。好きな言葉は「まだ見ぬ誰かの笑顔のために」。好きな看護技術はひげ剃り(その他ほぼ不得意)。好きな看護業務はリーダー業務。好きな都バスの路線は【業10】新橋~とうきょうスカイツリー駅前。 

about fractale
https://fractale3.com/mizuki/